『串カツ田中』社長が目指す「いい会社づくり」とは?〈社長インタビューvol.2〉

貫(ぬき)のインタビュー第2弾をご紹介します。前回は企業理念や創業時のお話を伺いました。そして今回は、『串カツ田中』が目指す「いい会社づくり」についてをご紹介いたします。新しく始めた「研修センター」についてもお話いただいています。

食リクをフォロー

「飲食だから」という前提で話をしない

串カツ田中社長の貫啓二1
『串カツ田中』代表の貫 啓ニ(ぬき けいじ)です。
今回は「今後、串カツ田中が何を目指していていくのか」についてお話できればと思います。

僕が皆さんに伝えたいのは、『串カツ田中』を“いい会社”にしたいということ。
それは“飲食業界の中で”ではなく、どんな業界から見ても“いい会社”と思われる一流企業にしたいです。

飲食業界に携わっていると「飲食の常識で物事を話す」という悪い癖が出てしまいます。
社長同士で話をしていても「飲食だから、こうだよね。」「飲食企業として、頑張ってるよね。」の話が多いのです。

しかし、会社を経営している僕達が「飲食だから〜」と言い訳をするのは、社員の人たちに失礼だと思います。
チャレンジしないよと言っているようなものです。そんな会社で働きたくないですよね?

飲食が人気ないとか、そういった前提で話をするのはダメだと思っています。

みんなが働きたいと思える会社にしたい

串カツ田中店舗外観
かつて僕がトヨタグループの企業で働いていた時、「会社を辞めて起業する」と言うと全員に反対されました。
「世界のトヨタは一生安泰だ」と言われている時代でしたから、自主退社なんてほとんどありませんでした。
でも実際に自分で会社を経営するなら、トヨタのように「辞める」と言ったらみんなに反対されるような企業にしたいじゃないですか。

僕は「串カツ田中は、みんなが働きたいと思ってくれるような一流企業になる」と信じていますし、それを社員に宣言しています。
『串カツ田中』はパイプ椅子が並ぶようなお店ですし、華やかな業態ではありません。そこで「〜だから」などと言い訳したらもう終わり。
僕たちはこれからも成長し続け、1ミリたりとも後退しない一流企業を目指しています。

これからの目標は「とにかくいい会社にすること」

串カツ田中総会の様子
〜「串カツ田中総会」の様子〜
今後の目標を聞かれた時、真っ先に思い浮かぶことが2つあります。
一つは「とにかくいい会社にしたい。」ということ。
社長が「うちのスタッフは給料が低いんだよね。」と自慢する人はいませんよね。
社員に1円でも多く給料を払い、福利厚生が良くて、採用率も高くて・・・そんな会社が作れたら、これほど嬉しいことはありません。

飲食は、他の業界と比べれば学歴の低い人も多いですし、学生時代に落ちこぼれだったという人もいます。
そんな集団で超一流企業を作れたら、最高に気持ちいいだろうなと思うんです。
いつかは年収ランキングトップにも入りたいですし、水準をもっともっと高くしていきたいという思いがあります。
休みをただ増やすだけでなく、成長欲求を満たしてくれて、やりがいを感じられる環境作りを大事にしています。仕事とオフのバランスが良くないと、いい会社と思ってもらえません。
もちろん、ただ休みを増やすだけでなく、仕事でやりがいを感じられるような環境作りも大事にしています。
いい会社にするため、日々チャレンジを続けているところです。
串カツ田中総会の社員の様子
〜「串カツ田中総会」の様子〜
もう一つは、企業理念にもある「一人でも多くの人を笑顔にする」ということです。どうすれば実現できるかを常に考えています。
例えば、「山奥に住んでいる人にも串カツを楽しんでもらうには?」と考えると、色々なアイデアが出てきます。そういったことを常に考え、実際に実現することって普通の企業では難しいんですよ。
複数の業態があると、何かあったときに「捨てる」という決断もできますが、『串カツ田中』は1業態しかありません。
なので「串カツ」を捨てるという選択肢は無いです。「串カツ」を磨き続け、『串カツ田中』をメガチェーンと呼ばれるように育てていきます。
複数業態をやっている会社からは、メガチェーンがほとんど生まれていない理由も、ここにあると思っています。
串カツ田中は1,000店舗計画や、世界進出も考えています。そして流通にも入っていきたいですね。

新人だけが働く「研修センター店」を設立

串カツ田中研修センター
〜『串カツ田中 研修センター店』〜
社員の働きやすい環境づくりの取り組みとして、『串カツ田中 小伝馬町研修センター店』を作りました。
ここで働くのは、今年入った新卒や中途入社した新人です。
研修センターの一番のメリットは、中途採用であっても同期ができ、切磋琢磨しながら楽しく働けることです。
資料作りなどのマネジメント業務もみんなで習得していくので、別の店舗に配属されてもすぐに即戦力として働くことが出来ます。教育のカリキュラムは日々改善していくので、常に最新の教育を受けることが出来ます。
入社する人の中には「飲食は初めて」という人もいて、何をやっていいかわからず、不安を抱えている人も多いです。
「研修センター」でスキルを身につけてから通常の店舗へ行くことで、そうした不安はかなり解消できるのではないかと期待しています。

合言葉は「楽しむセンスを磨く」

串カツ田中新入社員
〜2018年度の新入社員〜
「どんな人に出会いたいと思いますか?」と聞かれることがありますが、常に前向きで楽しむ努力を怠らない人と一緒に働いてみたいと思います。
単純ですが、前向きで明るい人の周りには、良いスパイラルでいい人が入ってくると思っています。
愚痴を言う人は、自分で愚痴を言う環境を作っています。そのような人の周りには愚痴を言う人ばかりが集まり、さらに悪い環境になってしまいます。
「楽しむセンスを磨く」とうちでは合言葉のように話しています。楽しくない8時間と楽しい8時間なら、後者のほうが確実にいいです。
楽しく働いている人はいい仲間を惹きつけるので、いい結果が出て、所得も上がります。
楽しまない理由はいくらでも作れますが、前向きに楽しむ努力を一生懸命にする人が一番いいと思っています。
串カツ田中社長の貫啓二2
『串カツ田中』でどんな人が働いているかというと、真面目な人が多いです。日頃から真面目で、一生懸命楽しむセンスを磨いていますね。
おとなしかったり、元気だけどがさつだったり性格は様々ですが、そんな人達が補填し合うからこそ、組織として仕事が出来ていると思います。ただの集団ではなく、欠点を補完しあえる集団です。
会社の理念に共感し、自分も一緒に成長したいと思いましたら、ぜひ仲間に加わって欲しいです。

少しでも気になったら、
ぜひ一度お店・会社に遊びに来てください

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