すべては理念から生まれる。成長し続ける『串カツ田中』の創業ストーリー

関東に串カツ文化を広げるきっかけを作った『串カツ田中』。その創業は、決して簡単なものではありませんでした。しかし、それを10年間成長し続ける企業へと変えることができた秘密は、その“理念”にあります。今回は、代表取締役社長 貫(ぬき)のインタビューをご紹介します。

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変わり始めた関東の「串カツ事情」

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こんにちは。『串カツ田中』代表の貫 啓ニ(ぬき けいじ)です。
『串カツ田中』を創業して10年が経とうとしています。思えば、10年前の関東には串カツ屋というものがほとんどありませんでした。そんな中で『串カツ田中』として、需要を掘り起こしながら串カツ文化を広めてきたと自負しています。

「なぜ『串カツ田中』だけが関東で受け入れられたと思いますか?」と聞かれることがありますが、本当にただ知らなかっただけだと思うんです。串カツのように、昔から食べ継がれているものは人間が本能的に求めるようなものがある気がします。
もちろん味には圧倒的な自信を持っていますし、実際に食べていただければ従来の串カツのイメージがガラッと変わるはずです。

最近は「串カツ専門店」も少しずつ増えてきましたが、競合が増えることで「串カツ」という業態が磨きあげられ、安定した食文化になっていくと思っています。

大風呂敷を広げ、必死にスタッフを集めた『串カツ田中 1号店』

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世田谷にオープンした1号店時代は、すごく大変でした。当時僕の会社は潰れそうだったので、ボロボロの居抜きのビルに入り、厨房器具もネットオークションで揃えました。

当時の1号店はすごく流行っていましたし、お客さんが殺到していました。
それでも採用にはものすごく苦労したんです。だって、住宅街のボロボロの串カツ屋さんで働きたい人なんていないでしょう(笑)
繁盛はしていても、その先の未来が見えないので、採用を出しても誰も来ない状況でした。

でも、そこで僕は「すぐに週休2日制にします」「慰安旅行で海外に連れて行きます」と約束しました。
その発言をしている時点では、そんなお金や余裕はもちろんない。しかし大風呂敷を広げてキッチリと畳み込んでいく、理想を現実に押し付けていくという作業を続けてここまで来ました。

小さい会社が大きい会社へと変わるブレイクスルーは非常に大変です。週休2日にしたいけどできない、できないから採用に困る、人が増えないから離職するの悪循環が起き「どこかで変わりたいけど変われない」状況が続きます。

『串カツ田中』はその段階からブレイクスルーすることができたので、今はやりたいことがどんどん実現できています。
教育もスタッフとのコミュニケーションも格段に上がっていると思います!

成長が止まっている会社は「企業理念がホコリを被っている」

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会社には必ず企業理念がありますが、「成長が止まっている会社は、企業理念がホコリを被っている」と思っています。立派な企業理念を掲げていても、社長がそれを大切にしなければ社員も大切にしません。

『串カツ田中』の企業理念は「串カツ田中の串カツで、一人でも多くの笑顔を生むことにより、社会貢献する。」です。僕は本当にこの理念に惚れ込んでいますし、社員みんなが理念に向かって動いています。

「串カツ田中の串カツで」という一文があるからこそ、串カツへの愛がすごいですし、社員一同が自信を持っています。
また、「一人でも多くの笑顔」という一文があるからこそ、お客様の笑顔はもちろん、社員や取引先の方が笑顔になれるように行動します。

もし『串カツ田中』の理念が「串カツ田中の串カツで、一円でも多くの利益」だったら、ブラック企業になったほうが良いことになります。しかし、実際は「一人でも多くの笑顔」ですから、僕自身も『串カツ田中』をいい会社にするしかないんです。

創業してから10年間、休みは増え続けていますし、慰安旅行もどんどんレベルアップしています。創業してから一度も後退していませんし、これからも後退しません。

『串カツ田中』とともに自分自身も生まれ変わった

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実は、『串カツ田中』ができるまでうちの会社は理念がありませんでした。
『串カツ田中』ができてから理念ができ、それと同時に会社も僕自身も生まれ変わったと思っています。

それまでは正直、僕自身がお金が欲しいと思っていました。だけど『串カツ田中』が生まれてからは、自分もスタッフも、関わる人みんなが会社とともに育つような企業にしようと決めました。

全ては理念のもとに動いていますし、そのことに対して一点の曇りもありません。
この理念に共感して、会社とともに自分も成長し、一人でも多くの笑顔を作りたいという方がいましたら、ぜひ仲間に加わってほしいです。

少しでも気になったら、
ぜひ一度お店・会社に遊びに来てください

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